2010年12月9日木曜日

「泣きたいのはオンマのほうです。」


母子共に風邪が長引き、毎日咳と鼻水に苦しんでいる日々です。体調が悪いせいも重なってか、ポコのぐずぐずもヒートアップ。この日は朝から一日中全てが「シロ!(嫌)」攻撃でした。。。(涙)
何とか着替え終えても、オリニチプへ行くのも嫌、靴を履くのも嫌。ムーミンママも体調が悪くて、この日は大きい病院へ行きたかったので、嫌がるポコを無理矢理エレベーターへ押し込みます。

3時に迎えに行くと、今度はお家へ帰るのが嫌、小児科へ連れて行くのに車へ乗るのも嫌、そしてまた降りるのも嫌。すっぽんぽんになってもお風呂へ入るのを断固拒否。寒いので、もうこちらもありったけの力を振り絞って湯船へ体をつけさせて、この間ポコは大声でずっとわめきっぱなし。。。「オンマがシロー!!(ママが嫌い)」と大絶叫。風呂場なのでエコーも響いてすごいです。(大汗)お風呂から上がってやっと少し落ち着いたので、どうしてそんなに泣くのかを聞いてみると、「オンマがangry ヘッスニカ ポコガウロヨ!(ママが怒るからポコが泣いたのよ)」ですって!!反対なのに、、、本当に泣きたいのはママのほうです。。。とても長くて辛い辛い一日でした。


機嫌のいい日はこんな笑顔も見せるのに。。。ムーミンパパもムーミンママもとても大人しくて聞き分けのよい子供だったので、この激しい性格のDNAはどこからやってきたのでしょうか?大変だと思うときはマミーの話をいつも思い出すようにしています。私たち娘3人を産んで、3人目を産んだ後に自身も病気になってしまったマミー。本当は入院しないといけないのに、子供がいるからと毎日ペニシリンを打って頑張ったそうです。5歳になる姉を片道30分歩いて幼稚園に送りに行く時、生まれて間もない妹を抱っこして姉の手を引いて、、、、2歳に満たないムーミンママは家の中を這いずり回ると危ないので、ベビーベッドに軽く紐で縛っておくそうです。1時間後に戻ってみると、紐を振りほどき玄関で大泣きをしている赤ん坊のムーミンママ。その姿を見て、マミーも膝をがくんと落として一緒に声をあげて泣いたそうです。。。(涙)この話を思い出すたびに、当時のマミーの心境を考えると胸が張り裂けそうに辛く、又ひとりぼっちでお家に残されてどんなに淋しくて怖かったであろう我が身を思うと(全然記憶にはありませんが)涙が流れます。「今の私の辛さなんか、大したことはない。たったの一人だし楽勝、大丈夫。」と、自分自身を叱咤激励しています。と、いってもポコが泣き叫んでいるときは、そんな考えをする余裕はないのが現実ですけどね、、、(苦笑)



夜も咳でほとんど眠れないムーミンママ。翌朝ふらふらで起きて、またポコとのバトルを繰り返し、その最中に心配したムーミンパパから電話があっても冷たくあしらってしまい、自己嫌悪と1週間掃除をしていない散らかったままのリビングで、ポコを送り出したあとソファに座って放心状態で呆然としていると、電話が鳴りました。ソウルの友人Mちゃんから。。。気分が落ち込んでいるときに自分から電話をする気力はないけれど、かかったきた電話には出れる気力はまだある。そんな時に家族以外の誰かとこの状況を話したかったので、まさに天からの救いのような電話でした。Mちゃんのグッドタイミングに感謝♪ 
ひとしきり夢中になってお互いの近況を色々おしゃべりして、今のポコのことを聞いてもらい、ポコより早くオリニチプへ通った娘のJちゃんの例をとっても「6ヶ月を過ぎたら、免疫ができるのか全然病気にかからなくなるから大丈夫。」と、力強い言葉をもらいました。Mちゃんも日本から遠くはなれた韓国で同じように頑張っているんだなーと、お喋りをしながら元気をもらって、電話を切った後には気分もすっきり晴れやかに♪ また優しい気持ちにもなれたので、ムーミンパパにも謝りのメールを送って、お掃除もはかどりました。Mちゃん、お電話ありがとうね♪ とっても嬉しかった。友達なんて別にいなくてもいいやと、ここでは積極的に友達を作っていませんが、やはり大切ですね。。。1本の電話で友達を救えるなんて、私にもいつか出来たらいいな☆




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