2009年8月22日土曜日

「アジュンマ」という響き

韓国語で一般的におばさんはアジュンマと言いますが、その他にいわゆる強烈なオバサンのことをアジュンマとも呼びます。日本でもたまにいらっしゃいますが、大勢で大声でおしゃべりしたり(若い子でもいるけど)、バスや電車の座席を一目散でわれ先に座ったり、知らない人にも遠慮なく突然話しかけたり、他人の迷惑を省みない、いわゆる傍若無人タイプのおばさん。日本でいうと、オバタリアンに相当するでしょうか。。。

韓国では結婚するとアガシ(お嬢さん)から急にアジュンマ(おばさん)と呼ばれるに値するそうですが、ムーミンママは子供ができるまでは、知らない人からは決してアジュンマと呼ばれることはなく過ごしてきました。だいたいアガシと呼ばれてたし(うふ♪)、お年寄りからはたまに「ハクセン」(学生さん)なんて呼ばれていました。子供ができてからも、オモニ(お母さん)、八百屋の若いお兄ちゃん達からはヌナ(お姉さん)、若い女の子からはオンニ(お姉さん)、そして上品そうなおばあ様はベビーカーを押しているにもかかわらず、アガシ(お嬢さん)と呼んで道を尋ねたりされました。もちろん見知らぬ幼い子供たちからは、(友達の子供はポコちゃんのママと呼びます)アジュンマと呼ばれても抵抗はありません。

そういえばポコに対しても、いつも行く小児科の看護婦さんたちや、デパートの店員さんたちも「イモ(親戚の母方のおばさん)がキャンデーあげるね!」と言って、決して自分達のことをアジュンマとは言いません。レストランでもウェイトレスが中年の場合では、アジュンマよりイモやアジュモニ(おば様)と呼ぶほうが喜ばれるそうです。なので、ムーミンママも決して「アジュンマー!」と呼んだりはせず、「チョギー!」(ちょっと)みたいな呼び方をしています。

それなのに今日散歩をしていると、50台くらいの中年太りしたおじさんが自転車に乗っていて、歩いてる私の横をすり抜けながら「アジュンマ、xxxxxxx!!」と怒鳴るではありませんか!!何を言っているのかよく聞き取れなかったけど、きっと「邪魔だ、脇を歩け!」みたいなことを言ったのでしょう。でもそこは自転車禁止の歩道。。。もう腹が立って、腹が立って、頭にカーッと血が上りましたが、とっさのことで何も言えず。。。(涙)後姿に向かって中指を立てるのが精一杯でした。本当は「私がオバサンならあんたはジジイだー!!!」と叫んであげたかったです。悔しい。。(涙)

ちょっと悲しいお話でした。。。あー、悔しいので韓国語の勉強頑張ろうっと!

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